有線LAN付きのUSB Type Cハブは大きなファイルを扱う場合は必須。(Anker PowerExpand+ 5-in-1 USB-C イーサネットハブ)

USB HUB
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有線LANは必要か

ノートPCやタブレット(2 in 1)では有線LANポートがないことが多く、無線LANのみの接続の機器が増えています。
実際、無線LANのほうが利便性が高く、特にノートPCやタブレットの場合は場所に縛られないという観点から無線LANのみの運用で問題はありません。
ただ、まだ大容量のデータ転送の場合は有線LANがあったほうが便利な場合もあります。

大容量のデータ転送?基本的にそんな使い方はしないから、関係ないと思うかもしれませんが、Windowsの場合は「あれ」が結構な大容量通信だったりします。
「あれ」はWindows Updateです。

Windows Update中にPCが使えない問題

Windows UpdateはWindowsを最新の状態に保つため、定期的にMicrosoftの配信する更新プログラムをダウンロードし、インストールする処理です。
基本的には自動的に行われるので、あまり意識せずに実施できますが、それでも容量の大きなファイルや複数のファイルが断続的にダウンロードされるため、無線ではなかなか終わらない事態が発生することがあります。

ちなみにWindows Updateは毎月1回のペースで配信されます。

Anker PowerExpand+ 5-in-1 USB-C イーサネットハブ

簡単に仕様をまとめます。

Anker PowerExpand+ 5-in-1 USB-C イーサネットハブ
接続ポート USB Type C
出力ポート USB3.0ポート(Type A)×3, HDMIポート×1, イーサネットポート×1
HDMI出力 4K 30Hz対応
イーサネット出力 1Gbps
サイズ(mm) 112×23×17
重さ(g) 54

有線LAN出力だけでは物足りない

ノートPCやタブレットでは接続できるポート数が限られている場合が多く、特にUSB Type Aが不足する場合があります。
その時にUSB Type Cの口からそのまま有線LANポートに変換するだけのアダプターでは、一つのポートをふさいでしまうため、ほかの機器の接続に困る場合があります。

Anker PowerExpand+ 5-in-1 USB-C イーサネットハブの場合はType Aのポートが3ポート、HDMI出力のポートもあり、一つのType Cのポートを有線LANだけ占有することはありません。

ちょっと残念な点

この機種はPD入力をサポートしていません。
よくあるUSB Type Cの口が1ポートでPD対応といった場合、この機種をつないでしまうと、給電は別の口からとなってしまいます。
その場合はPDに対応している別の機種を検討したほうがいいかもしれません。

ただ、ちょっとしたときに使って、常時つけることを想定していない場合など、使用中は本体のバッテリー駆動で問題ない場合は特に問題にならないとおもいます。
ちょっとUSBポートを増やしたい、有線LANを一時的に使いたいなどの用途には、この機種が最適だと思います。

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