USB充電器は高出力が正義。そしてType Aも出力できるタイプがおすすめ。(Anker 120W充電器 737 Charger)

USB充電器
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USB充電器の容量

お使いのUSB充電器の電源容量はどのくらいですか。

正直なところスマートフォンの充電に利用するのであれば、120Wもいりません。

ただ、今USB Type Cで充電できるノートPCが増えています。
また、USB Type Cで充電する機器も増えています。

今回は120W出力が可能なAnker 737 Chargerを紹介します。

重い

いつもなら先に簡単な仕様をまとめますが、先にお話しておきます。

この充電器は本当に重いです。

商品の重量は187グラムあります。

わかりやすい重さとしてiPhone 14 Pro Maxの重さが206グラム。
iPhone 14の重さが172グラム。
Google Pixel 6aの重さが178グラム。

この充電器はスマートフォンと同じ重さがあります。

実はこれによって持ち運び以外の弊害が発生するのですが、それは以下の記事を参照してください。

自重でコンセントから抜ける充電器重さ問題と解決方法
最近の充電器は重いUSB充電器は複数台持ち歩かなくても、高出力でポートも複数備えているものがあり、いまや1台で十分になりつつあります。 ただ、それに比例して本体の重さが増大しています。先に紹介したAnker 737 Chargerの場合、重...

Anker 737 Charger

簡単に仕様をまとめます。

Anker 737 Charger
出力ポート USB Type C×2, USB Type A×1
最大出力 120W
サイズ(mm) 80×43×32
重さ(g) 187
PowerIQ対応 Power IQ 4.0対応
充電素子 GaN(窒化ガリウム)

USB Type C×2個、USB type A×1個は正義

最近のUSB充電器はUSB Type Cのみの出力が多くなっている気がします。

もちろん機器側もUSB Type Cコネクターになっていること、本体を小型化するためなどいろいろ理由があるかもしれませんが、実際のところUSB Type Aもまだ必要だったりします。

そして、実はUSB Type Aの口は最大出力が絞られているので役に立ったりします。

出力配分

Anker 737 Chargerは出力配分が決められています。
1ポートの場合はUSB Type Cポートは最大100W、USB Type Aポートは最大22.5W出力となります。

このUSB Type Aポートのみ出力が低いことは役に立ちます。
基本的には出力は接続された機器に合わせて調整されますが、中には調整されないものもあります。

私の身の回りのものでは、出張にもっていっているOMRONの電動歯ブラシは出力制御がうまく働かないのか、USB Type Cの口に接続すると充電されませんが、USB Type Aの口に接続すると問題なく充電されます。

このように、低い電圧が固定で必要な機器は意外と身近にあります。
スマートフォン、ノートPCだけに使うのであれば、正直USB Type Aのポートはいりません。

が、その他の機械を接続する可能性がある場合は、騙されたと思ってこの機種を選んでください。
USB TYpe Cの口から給電できない場合などに差し替えてみたら意外とつながるかもしれません。

ちなみに、2ポートの場合の出力配分は以下の通りです。

  • USB Type C×2:合計最大120W
  • USB Type C(上)とUSB Type A:合計最大120W
  • USB Type C(下)とUSB Type A:合計最大24W

なので、USB Type Cは上のポートを優先的に使いましょう。


引用:https://www.ankerjapan.com/products/a2148

USBを差し替えると出力が切り替わる

多くの機種がそうですが、この機種もUSBを差し替えることで一瞬通電が停止します。
これは先の出力配分などを調整するために仕方のない動作です。

ノートPCなどであれば一瞬切れても問題ないと思いますが、シビアなシチュエーションや給電停止が困る場合は差し替えないようにしましょう。

コメント

  1. […] 先に紹介したAnker 737 Chargerの場合、重さは187グラム。 […]